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受け口

受け口

受け口(反対咬合)の治療法は、まず、顎(オトガイ)の位置が気になるかどうかで変わってきます。

[1] 顎(オトガイ)の位置が気になる時の治療法

* セラミック矯正法 + 下顎枝矢状分割術 (要入院)
* ワイヤー矯正法 + 下顎枝矢状分割術 (要入院)

[2] 顎(オトガイ)の位置が気にならない時の治療法

* セラミック矯正法
* ワイヤー矯正法
* セラミック矯正法 + 外科的処置 (抜歯etc)
* ワイヤー矯正法 + 下顎骨切手術 (要入院)

受け口

上記のような方法が考えられます。

下顎枝矢状分割術

この手術が下顎前突(受け口)の治療に最も多く行われているタイプです。この顎変形症手術は下顎枝矢状分割術といいます。この手術は上顎前突の所にも出てきました。つまり、この手術は前に出すのも後ろに下げるのも出来るということです。

下顎前突(受け口)の場合、手術は下顎全体を引っ込めるわけですが、引っ込める方向はやや上後方になります。その結果、手術後は顔の長さも減り、頬のお肉もやや余る方向ですので、基本的には丸顔になります。そして周囲の人には年齢も3〜5歳ぐらい若く見えることが多いようです。

この手術の場合は必ず術前矯正、術後矯正、セラミック矯正が必要となります。

受け口
セラミック矯正法 + 外科的処置

術前矯正では歯の受け口の度合いを強くしてから顎変形症手術で改善します。その際、多くの症例で、上顎を抜歯し上顎前歯の舌側移動と幅径の減少を行う必要があります。そのような術前矯正を行うためにある程度時間が掛かるのです。また、術前矯正すると下顎がたくさん引っ込み、顔貌の改善にも役立ちます。
受け口の場合、矯正治療を併用しないと、満足に下顎が引っ込みません。

最後に手術後に後戻りを防ぎ、かみ合わせを緊密にするために術後矯正を約半年から一年程度行います。

通常、不正咬合の要因の一つに歯の土台(顎の骨)のゆがみがあります。例えば受け口の場合は、受け口の顎の土台の関係を補正するために上の前歯は前にそりだして、下の前歯は反対に内側に倒れています。このような土台の不調和を歯が補正しています。これらの補正を解除して、土台にまっすぐに歯を立てるように矯正歯科治療をおこなうことを逆補正といいます。これが術前矯正の大きな目的のひとつです。

オトガイ

この手術はオトガイ形成術といいます。下顎枝矢状分割術で下顎を引っ込めたが、まだ、頤が出ている患者様に適応されます。このような中抜きの方法の他に、削って小さくする方法もあります。これによって頤の突出感は改善されます。

オトガイ

この手術は下顎前方骨切り術といいます。比較的オトガイが前方に出ていないが、歯が受け口の患者様に適応されます。下顎全体が出ている患者様がこの手術を受けられた場合は、なお更オトガイが出て見え、下顎の先端が尖ってみえるので、かえって受け口が強くなったように感じられることがあるので注意が必要です。また、この手術を行った場合、物理的に無理があるのでオトガイ形成術は併用できません。